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建築設計:茶室 “翠庵”


1998年

表千家広翠会の稽古場として設計。

サイズ、形式は水屋も含め表千家にある八畳敷の茶室「松風楼」を直接実測し、可能な限り「うつし」の茶室とした。

前室には、4畳半の茶室も設けている。

*松風楼(しょうふうろう): 表千家にある茶室。大正10年(1921)、惺斎によって増築された。八畳敷で、中央に床があり、その右脇には琵琶台(琵琶を飾った台)がもうけられ、琵琶床と呼ばれる。また、三方には稽古が見学できるように鞘(さや)の間がめぐらされ、新しい時代の稽古場として建てられた。如心斎の好みを基本としている。