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2012.04.14 エッセイ:描かれた心象が「風景」になる時(「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展 」全国巡回展図録)


2012年04月14日~

展覧会「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展 ―天空の城ラピュタ、火垂るの墓、時をかける少女―」の全国巡回展用図録への寄稿文

本展のカタログ冒頭に、寄稿文『描かれた心象が「風景」になる時』を掲載しています。

この展覧会は、神戸界隈が舞台となったアニメ「火垂るの墓」の美術監督・山本二三さんの原画展を、神戸ビエンナーレ2011の主催事業として企画立案し、神戸市立博物館で昨年開催したものが好評を博し全国巡回展覧会へと発展したものです。

神戸新聞社のご尽力があり、高知県立美術館を皮切りに、現在決定しているだけでも富山、長野、岐阜、宮城など全国12カ所、2014年の秋までの巡回展が予定されています。
山本二三(やまもとにぞう)氏は、「天空の城ラピュタ」や「日垂るの墓」、「時をかける少女」など、日本のアニメーション映画の名作を多数手がけてきた美術監督です。会場では、山本氏の初期から最新作までのアニメーション用背景画など約180点を一堂に紹介いたします。緻密に描き上げた、生の背景画をご堪能ください。

日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展―天空の城ラピュタ、火垂るの墓、時をかける少女―

【巡回展 開催場所】
2011年 4月14日(土)~6月3日(日) 高知県立美術館(高知県)
2011年 7月28日(土)~9月9日(日) 高岡市美術館(富山県)
2011年 9月22日(土)~10月31日(水)北野カルチュラルセンター(長野県)
2011年 2月 9日(土)~3月10日(日) 大垣スイトピアセンター(岐阜県) ほか

https://www.kyoto-saga.ac.jp/topics/detail.php?oid=45280