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展覧会図録：『建築家 川崎清「見えざる建築」の輪郭 』展のカタログに収録

展覧会図録の構成に際しては、これまでの作品集や論説書の再録になることを避け、川﨑先生の作家や教育者としての、人間性についての魅力に焦点を当てたく、傍で関わってこられた人たちに原稿を書き下ろしていただきました。

お二人の御子息による建築家川崎清像を始め、川﨑先生のご自宅も設計担当された高弟の高松伸先生、京都の景観論争で関わられた原広司先生、京大に戻され共に建築設計講座を担ってこられた竹山聖先生、京都市美術館の改築で関わられた青木淳先生、教え子であり現在の設計講座を担う平田晃久先生、初期の代表作とCAD開発を担った山口重之先生、そして不肖・私の９人が今ではご本人に伝えられない思いを書き下ろしています。まるで、弔辞のような回顧録ですが、川崎清を知れる貴重かつ心通う一冊になりました。

なお、原稿は大阪万国や花博、そして京都コンサートホールなど長く関わって来られた磯崎新先生にも依頼したのですが、体調不良で執筆が叶わなかったことが悔やまれます。

I contributed my thoughts on the exhibition to the exhibition catalog.
《Contributing architect》
Shin TAKAMATSU , Hiroshi HARA , Sey TAKEYAMA , Jun AOKI , Akihisa HIRATA , Shigeyuki YAMAGUCHI , Masao OOMORI , Masashi KAWASAKI ,  Yasushi KAWASAKI