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2024.06.25 作品発表「未来芸術の未来展」


環境芸術学会 未来芸術研究部会主催 「未来芸術の未来展」にて作品発表。

出展作家:下山肇、淡野哲、大森正夫、近藤愛子、作山雄彦、桜井龍、高橋綾 

【会場】オリエ アート・ギャラリー(東京都港区北青山 2-9-16 AA ビル1F ) http://www.orie.co.jp

【会期】6/25( 火 )~7/5( 金 ) ※6/30( 日 ) 休廊 10:00~18:00(最終日は 15:00 まで)

この提案は、近未来社会に実現する月面での超人工的な生活に、求められるであろう精神性の高い庭に必要なのは、定視鑑賞型庭園の思索や瞑想を求める庭ではなく、身体と地形と天体とが織りなす偶発的な出会いを作り出す回遊式枯山水庭園であり、その地形に則した場面場面からの風景に、人としての原風景を顧みれるように、原風景づくりの極致とされる桂離宮庭園のストーリーを図式化したものである。             _________   *桂離宮は古人が理想郷を詠った数々の歌を具体化した作品との解釈。

●幾何学的なブロックは、空間作りに不可欠なnode(結節点:ケビン・リンチが提唱した都市構造の要素概念) を図式化したものであり、現場形状での有機的造形変換を前提にしている。

●絵巻での描写は、視線の要になるストーリー(view flow)をメモしたものであり、垣に沿って歩いたり門を経て折れ曲がったり、脇道に飛び入ったり、山を登ったり川を渡りながら、さまざまな身体的な関わりと共に見える風景をの変化の中で、地球で作り上げた文化と風土に想いが馳せられる歩みとする行程を意味している。